現在わが国での15歳未満の小児の死因第1位は
「不慮の事故」です。
このうち交通事故が約60%ですが、4歳未満に限ると
「窒息」、「溺死」が過半数を占めています。
そしてその多くが身近なところで発生しており、
予防できる事例です。 次のようなことに常に気をつけておきましょう。

2005/04/18 UP


異物誤飲・誤嚥の予防
 
赤ちゃんは生後5ヶ月を過ぎると何でも口に持っていきます。

意外に大きなものも、のどに入れてしまいます。
直径4cm、長さ5cm以下のものを床から高さ1m以下には置かない。
・飲み物の容器に食品以外のものを絶対に入れない。
 
最も事故の多いものはタバコです。

幼児の致死量はタバコ1/2~1本です。

水に浸したものやその液体を飲んだ場合1時間以内に中毒症状がみられます。

2歳までは乾いた豆類、特にピーナッツは与えない。

歩きながらの飲食、歯みがきはさせない。

》 「ちょっと目をはなしたすきに」は理由になりません。

このページのTOPへ
水まわり・火まわりについて   
 
2歳までの溺死の8割は風呂場です。

残し湯は絶対にしない。

洗い場から浴槽の縁までの高さが50cm未満の場合、危険性が高い。

浴槽の蓋はじょうぶですか?
庭のバケツや、たらいなども危険です

 
やけどの8割が家庭内で、うち半数は台所で起こっています。

自分でやけどに注意できるのは4歳からです。

お座りできる7ヶ月を過ぎると目の前の容器をひっくり返します。

 
「まさかこんなところで」

これも言い訳になりません。

参考:
こども家庭庁 こどもの事故防止ハンドブックhttps://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook/